前回に引き続き、エクスプレッションの解説をしていきたいと思います。
次元を使った関連付けをした場合
例えば位置プロパティに回転の値をピッグウィップで親子関係にした場合
temp = thisComp.layer("Brack Solid 1").transform.rotation;
[temp, temp]
となります。
"temp"は変数なので分かりやすい名前に変えてもおkです。
変数は、いわば”箱”とイメージしてもらえれば分かりやすいかと思います。
1行目の意味は
temp = thisComp.layer("Brack Solid 1").transform.rotation;
変数名 ← このコンポジションのBrack Solid 1のトランスフォームプロパティの回転
箱 入れる 命令を書いた紙
となります。
随分初歩的な説明になってしまいました・w・;
あと改行の意味合いもある";"を行の最後付けることも忘れずに。
よくあるミスなので!
次に2行目の"[temp, temp]"ですが
AEの次元の意味合いは座標や色を識別するために用いられるので
位置はxとyで表現される2次元
更に3Dレイヤーにすればzも加わり3次元になります。
そして色は[R,G,B,A]で表現する4次元になります。
白なら[1,1,1,0]
黒なら[0,0,0,0]
となります。
回転や不透明度は1次元になります。
本題に戻りますが位置プロパティに回転の値を関連付けしているので
[temp, temp]は[x,y]
つまりxとyに"thisComp.layer("Brack Solid 1").transform.rotation"を割り当てている
とゆうことになります。
位置プロパティのxとyそれぞれから値を参照したい場合
それぞれ対応する"インデックス番号"とゆうものがあり
xなら[0]
yなら[1]
とゆうように次元ごとに割り振られている番号があります。
なので回転に位置yの値を参照したい場合
thisComp.layer("任意名").transform.position[1]
となります。
次元の説明はこれくらいにします。
また長くなってきたので今回はここまでにします。
エクスプレッションの解説をするとどうしても
文章ばかりでつまらないことになってしまうので
自分で書いておきながら憂鬱になりますw
次回は、とっつきやすい「よく使うコマンド」について解説していきたいと思います。
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